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🧑‍💻 デジタイズ虎の巻

こんにちは💋💋💋 よくここまで来ましたね。もしかしたら自家現像より先にここに来る人の方が多いかもしれません。

フィルムを現像したままだと写真としてはイマイチですよね。紙に刷るとか、デジタルデータにしてパソコンに保存するとか、1枚の写真として独立させてあげる必要があります。あらゆる情報がデジタルで扱われるこの時世、フィルムの写真もデジタルデータ化するのが主流です。

一般的に、自分でデジタイズする場合はデジタルカメラを使います。

お店で現像してもらうとき、ついでにデジタイズもしてもらえます。あえて自分でやる必要はないのです😫 YOU DON’T NEED TO DO IT YOURSELF, SIMPLY SPEAKING.

もしデジタイズまで自分でやろうと意気込んでいるなら、このページを最後まで読んでから決断してください

では、あえて自分でデジタイズする理由はなんでしょう?

  1. 専用スキャナーより高解像度
  2. 自分好みに編集できる

この二つにつきます。

フィルム専用スキャナーの解像度は、ほとんどの場合3000x2000px程度です。画素数でいえば600万画素。一方、標準的な一眼カメラのセンサーは6000x4000px程度あります。2400万画素、解像度で言えば4倍の画質になります。

デジタルのフルサイズは35mmフィルムと像のサイズが等しいですから、仮にフルサイズの等倍マクロでフィルムを撮影できれば、理論上4倍高画質なスキャンが得られます。

お店にデジタイズしてもらった画像ファイルは、最初からJPEG形式です。RAWで返してくれるラボは…まあ東京都心とかでやっている店はあるかもしれませんが…まずありません。

RAWのメリットは圧倒的な編集の自由度です。 もし好みの仕上がりにしてくれるラボが見つからなかったら? デジタル写真であれアナログ写真であれ、いずれ「撮って出し」では満足できないときが来ます。そこで助けになるのがRAW編集です。

しかし、いいことばかりをあげつらうわけにもいきません。自家デジタイズは、確実な、そして陰湿なデメリットを抱えています。

そもそも、フィルムとカメラの像面がほぼ平行になるようにセットアップしなければなりません。ボケてしまいますからね😫 ここで、傾いていない机と、微調整しやすい雲台が必要です。

さらに、正確な色とある程度の明るさで撮影するためのバックライトが必要です。

その上、先ほど挙げた解像度のメリットを得るためには、フルサイズの画素数を活かすことができる等倍マクロレンズが必要になります。2400万画素で撮影倍率1:2だと、フィルムの像は600万画素になってしまいます。

面倒くさいと思いませんか?

ホコリは、必ず付きます。必ず付きます。 どんなにきれいな環境で保管していても、デジタイズ前にブロワーを掛けても、ホコリが付きにくい手袋をはめても、必ずホコリが付きます

![ホコリの写真]

では、写ってしまったホコリはどこで消すのでしょうか?編集段階です。Lightroomでちまちまスポイト削除をするのです。

面倒くさいと思いませんか?

現在まだリーズナブルな価格で手に入れられるフィルムは、99%ネガフィルムです。ネガフィルムをデジタイズするということは、つまり編集で色情報を反転させる必要があるわけです。

反転するだけなら簡単だろ笑笑 トーンカーブひっくり返せば笑笑笑

実はそんなに単純ではありません。ネガの濃さは光の強さに対して直線的ではないので、直線的に記録するセンサーとの帳尻合わせが必要です。その上、カラーともなるとRGB各チャンネルで反応強度が違います。

![カラーの特性曲線]

面倒くさいと思いませんか?


これらデメリットを全部飲み込んで、無料だから、高画質だからやる、と胸を張って言える人だけがこの先に進んでください。

えぇ?それでもまだやりたい? ラボに頼めば700円ぐらいで1ロールやってくれますよ?

デジタイズ作業は二段階に大別されます。

  1. 👀 フィルムの像をRAWで撮影する

    お持ちの一眼でフィルムの像を撮影します。面倒臭いです。

  2. RAWをパソコンに取り込む

  3. ✍️ 画像編集ソフトで編集する

    お持ちの編集ソフトでRAW編集します。ほとんどネガフィルムでしょうから、多くの場合色の反転が必要です。面倒臭いです。

とてもシンプルな作業に見えますが、ご存じの方は苦笑いしてしまうように、途方もなく面倒くさい作業です。 はぁ、それではやっていきましょうか🙄🙄🙄